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禅と書

月に一度の「坐禅と法話の会」では、終了後、「禅の書」を実習いたします。

 

今回、ある女性の方が書かれた書を見てハットするものがありました。

今までの書は真面目に書かれているものの、発散したところがありました。

ところが今回の書は全体に落ち着きを感じました。大きく変わっていたのです。

すぐに本人に「坐禅ができるようになりましたね」と申しましたところ「今日の坐禅会でも直日さんから呼吸が楽になっている」と言われたとのことでした。

 

この方には二か月ほど前、数息観の「ひとーっつ」を声にして坐るようお話してありました。また対面で確認したこともありましたが書を直接指導したことはありませんでした。

しかし、この二か月間、欠かさず、「ひとーっつ」と言いながら坐禅していたとのことでした。

 

この方にはどうしても坐禅せざるを得ない強い気持ちがあり、それが「ひとーっつ」を後押し、そしてそれが書にも自然と現れたのでした。