白隠禅師坐禅和讃に「四智圜明の月さえん」とあります。
四智とは「大円鏡智」「平等性智」「妙観察智」「成所作智」です。
数学者の岡潔先生はこう仰っておられます。
・数百ページもある本四、五冊が手のひらの上に乗っているようなところまでいかなければ、研究は出来ない。この研究を可能とさせるものが「大円鏡智」である。
・無矛盾がわかるのは「平等性智」の力である。
・体取できるのは「妙観察智」である。
・ものを書く、結局それは言葉に出していることだが、そうすると、よくものが分かる、これは「成所作智」が働くからである。
いかがですか。